子宮内膜症は、その進行具合によって、4段階に分けられます。1期では、自覚症状がないのが普通なのでまず気づかず過ごすことが多いでしょう。2期になると、生理の出血量が増えたり、生理痛も強くなってきます。これは子宮外にできた子宮内膜症が生理の度に大きくなっていき、症状を引き起こしているのです。治療のタイミングとしては、このくらいの状態になる頃には考えた方が良いと言われています。3期以上になると、臓器の癒着が始まり、生理の時の痛みや吐き気など、症状も強くなり鎮痛剤の使用も必要となってきます。癒着が進むと臓器の区別がつかないくらいなるので、腹痛や腰痛が常態化します。
そうなると薬物治療では改善が見込めないので、手術をする事になります。女性の病気のうち、特に女性生殖器の病気は、どうしても受診のタイミングが遅くなる傾向にあります。しかし、その遅れのために悪化することが珍しいことではないので、子宮内膜症は早めの受診が必要です。